ホームページ制作時に考えておきたい独自の強み(USP)についての話

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ホームページでのマーケティング

ホームページを集客などマーケティングに利用しようとする時に必要になってくるものの一つにUSP(Unique Selling Proposition)が挙げられると思います。
ホームページの制作を依頼する場合も、制作会社などから「御社のUSPはなんですか?」などと尋ねられることも多いかと思います。

しかし、事業を立ち上げて間もない場合や、そういったことにあまり触れてきていない場合などは自社のUSPを見つけることが難しい方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、USPの見つけ方についてお話ししていきたいと思います。

そもそもUSPとはなにか

USP(Unique Selling Proposition)とは直訳すると「他にはない販売の提案」という意味です。

マーケティングなどでよく使われる用語で、競合する他社とくらべた時に自社にしかない特長のことです。
有名なUSPの具体例としては、初代iPodが発売されたときの”1,000 songs in your pocket(1,000曲をポケットに)”やダイソンの掃除機の”吸引力の落ちないただ一つの掃除機”というキャッチコピーが有名ですね。これらは他社と比べた時の自社にしかない特長をうまく表現して、多くのユーザーに受け入れられ、結果として大きな売り上げをあげています。

ホームページの制作・運営においても集客などマーケティングを考えるのであれば、訪問者に対して自社独自の強みをわかりやすく伝えることが大切です。

なぜUSPが必要なのか

多くの人が、モノやサービスを購入する時に他と比較して選択していると思います。例えば価格で選んだり、商品自体の特徴やアフターサービスなどで選ぶ場合もあるかと思います。

このように自社の商品やサービスが他と比較された時に、自分の商品やサービスを選んでもらうためにはお客様が選ぶだけの理由を示すことが必要で、そのために必要になってくるのが他にはない自社独自の強みであるUSPなのです。

USPの見つけ方

集客やマーケティングに必要なUSPですが、自社のUSPは何かと考えた時に見つけることがなかなか難しい場合も多いかと思います。

そんな時に用いられる手法の一つに3C分析という手法がありますので、ご紹介したいと思います。
3CとはCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つのCで始まる言葉を表しており、これら3つの要素について分析することでUSPを見つけやすくなります。

具体的には、

 ・市場・顧客(Customer)が望んでいて、
 ・競合(Competitor)は提供できないが、
 ・自社(Company)なら提供できる価値

とはなにかを見つけ出すことです。

まとめ

以上、マーケティングなどで使われる用語であるUSPについてお話ししてきました。
ホームページの制作・運営でも独自の強み(USP)をしっかりと作ってアピールしていくことは大切になってきますので、うまく活用していきたいですね。

また、ホームページでUSPをうまくアピールするためにはライティングにも気を配る必要があります。ライティングについてはこちらの記事でお話ししていますので、よかったら読んでみてください。
>コンテンツSEOに取り組む際のライティングのポイント

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ホームページ制作・運営の参考になれば幸いです。

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