ホームページを集客や販売などの営業ツールとして活用したいと考えている方も多いかと思います。
しかし、何から始めていいのか分からなかったり、始めてはみたもののどうやっていけばよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、集客できるホームページについてお話ししていきたいと思います。
ホームページが営業のツールとして成果を上げるようにするためには
集客や販売などの営業ツールとして作ったホームページが成果を出すためには、①まずは多くの人にそのホームページを訪れてもらい、②さらに申し込みや購入などのアクションを起こしてもらう必要があります。
ホームページによる集客という目的を果たすためには、ホームページの企画・制作段階から公開後の運営段階まで目的をしっかりと意識した取り組みが必要です。
具体的な細かい内容までお話しすると長くなってしまうのでここから先では、①・②の二つに分けてどのようにして取り組んでいけば集客できるホームページにしていけるのかについて、おおまかな流れを把握していただけるように概要とポイントをお話ししていきたいと思います。
①ホームページをたくさんの人に見てもらえるようにする
集客できるホームページにするための一つ目のポイントとして、ホームページを多くの人にみてもらえるようにしていく必要があります。
ホームページへの主な流入経路には検索・SNS・広告・直接訪問があります。
状況に応じて適切な流入経路を選び、あるいは組み合わせて流入経路を作り、大きくしていくことで多くの人に見てもらえるホームページを目指します。
どの施策を行う場合でも、どんな人に見てもらいたいのかというペルソナ・ターゲットをしっかりと想定して、誰に向けて施策を打っていくべきかを見定めて適切な施策を行っていくことが大切です。
ここからは、それぞれの流入経路についてお話ししていきたいと思います。
検索
ユーザーが検索でホームページを見つけてくれて訪問してくれるようになるためには、検索結果である程度上位に表示されるようになる必要があります。
検索結果で上位に表示されるための施策のことをSEO(Search Engine Optimization)といいますが、検索上位に表示されるにはホームページの制作段階から運営段階まで、SEOのいろいろな施策を施すことが必要になります。
細かい手法は数多くありますが、まずはユーザーの役に立つコンテンツを作りこむことを第一に考えて取り組むことが大切です。
SEOについては下の関連記事でもお話ししていますので興味のある方は読んでみてください。
関連記事:
>検索結果で上位表示されるためのホームページ制作方法
>検索結果で上位に表示されるためにどのようにサイト運営したらよいか
SNS
FacebookやTwitterなどの各種SNSはそれ自体で集客や販売へと繋がることもありますが、ホームページへユーザーを連れてきてくれる流入経路の役割も果たすことができます。
SNSで情報を発信してフォロワーやファンを増やすことができれば、SNS経由でホームページへ訪問してくれる人も増えていきます。
また、SNSは種類によってユーザー層がある程度分かれていますので、適切なものを選ぶ必要があります。
広告
広告を出すことも流入経路の一つとして考えられます。
広告にはリスティング広告、SNS広告などいろいろな種類がありますが、どういったユーザーに情報を届けたいのかに応じて適切な種類の広告を出すことが必要です。
費用はかかってしまいますが、他の流入経路を作る施策に比べて効果が現れるのが早く、人的リソースをそれほど必要としないのが特徴です。
直接訪問
直接訪問とは、他のホームページのリンクからの訪問であったり、名刺やチラシなどに記載したURLを直接入力して訪問してくれる流入経路です。
ユーザーの役に立つホームページをしっかり作っていくことで他のサイトからリンクを貼ってもらえたり、普段の営業活動などでURLを拡散することにより直接ホームページを訪れてくれるユーザーも増えてくるでしょう。
②ホームページを見てくれた人が行動を起こしてくれるようにする
集客できるホームページにするための二つ目のポイントとして、ホームページを訪れてくれた人がアクションを起こしてくれるようなサイトにしていく必要があります。
ここでも、どんな人を対象にしたいのかというペルソナ・ターゲットをしっかりと想定した対策が大事です。
ここからは、主な施策についてお話ししていきます。
ゴールを決める
まずはゴールを決めて、それを意識していろいろな施策を行っていくことが大切です。
ホームページを訪問してくれた人にどうしてもらいたいのか、意識してホームページを制作・運営しましょう。
サービスや商品の魅力をアピール
そもそも、アクションを起こしてもらうためにはサービスや商品の魅力がユーザーにしっかりと伝わるようにする必要があります。
サービスや商品の魅力がユーザーに伝わりやすいようなホームページになるように工夫しましょう。
内部構造を適切に作る
決めたゴールに向けてユーザーにアクションを起こしてもらえるようにホームページの構造を作り込んでいくことも大切です。
例えば、「Above the fold」や「ファーストビュー」と呼ばれるサイトを開いた時に画面に表示される部分にアクションにつながる重要な要素をうまく配置しておくことなどです。
継続的なアクセス解析と改善の繰り返し
ここまで集客できるホームページについて①・②の二つに分けてお話ししてきましたが、①と②は相互に影響を及ぼす部分もあるので、並行して施策を進めていきながら改善を重ねていくことが大切です。
また、集客や販売などの営業ツールとして作ったホームページが成果を出すためには、これらをしっかりと行った上でさらにアクセスの状況を解析して現状や行った施策の結果を評価し、改善を加えるという行程を回していく必要があります。
まとめ
以上、集客できるホームページにするためのポイントについてお話ししてきました。
SEOなど結果が出てくるまでに時間がかかることも多いので、長い目で見て自社に合った活動を継続していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ホームページの制作・運営の参考になれば幸いです。